劇場公開40日目に25億元（約500億円）の興行成績を達成し、第80回ベネチア国際映画祭では「芸術貢献賞」を受賞した映画「封神第一部：朝歌風雲」が注目を集める中、仙界のヒーロー・楊戩役を務めた若手俳優ツーシャー（此沙）の異次元なイケメンぶりが中国のネット上で話題をさらっている。

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1997年生まれのツーシャーの本名はジーウーツーシャー（吉烏此沙）。四川省涼山イ族自治州の出身で、芸能界デビュー作が今上映中の「封神」。21歳でオーディションに合格し、8カ月にわたるトレーニングを経て楊戩役に抜てきされた。仙気の漂う姿とエキゾチックで人目を引く顔立ち、力強いアクション演技などが評判となり、人気が急上昇している。

ファンからは「大涼山（涼山イ族自治州）から出てきた超がつくほどのイケメン俳優」「若い割に優しくて落ち着いている」「騎馬と格闘技が得意で、時代劇で大活躍しそう」「ロングヘア、団子ヘアが似合う俳優」などの声や、若い頃の金城武に似ていることから「新世代の金城武」「金城武とトニー・レオン（梁朝偉）の良いとこだけを取ったイケメン」「フー・ゴー（胡歌）にも少し似ている」など、ビジュアルをたたえるコメントが多数寄せられている。

「封神」三部作でいきなり映画デビューを果たした後、アレン・レン（任嘉倫）とバイ・ルー（白鹿）が共演する「美人骨～後編：一生一世」や、ディリラバ（迪麗熱巴）とアレン・レンによる「馭鮫記 前編：月に君を想う」などの時代劇にも出演してきたツーシャー。「封神」の絶大な効果でネクストブレーク俳優として期待がかかっている。（編集/RR）