スマート高速列車「復興号」が福厦高速鉄道で試運転―中国

人民網日本語版    2023年9月6日(水) 15時30分

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スマート高速列車「復興号」が4日、福建省の福州市とアモイ市を結ぶ福厦高速鉄道で正式に試運転を行った。

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スマート高速列車「復興号」が4日、福建省の福州市とアモイ市を結ぶ福厦高速鉄道で正式に試運転を行った。これは福厦高速鉄道の試験運行におけるスマート化の重要な一歩を踏み出したことを意味する。科技日報が伝えた。

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福厦高速鉄道は中国の「8縦8横」高速鉄道網の沿海ルートの重要な構成部分となる。開通後には、福州とアモイの「1時間生活圏」、アモイ、漳州、泉州の「30分生活圏」を実現する。また、海上シルクロードと長江デルタおよび大湾区都市クラスタ間の相互接続をさらに促すことになるとみられている。

今回試運転を行った復興号は、中国が独自に研究開発し、完全に独自の知的財産権を備えた次世代スマート高速列車だ。これまでの一般的な「復興号」列車と比べると、スマート化、快適性、安全性、省エネ性能、環境保護などの面で新たな高度化を実現している。中でも車体には空気抵抗の少ない流線型の先頭車両と滑らかなデザインを採用しており、空気抵抗を3~5%カットできる。人間工学の原理に基づき座席や電動フットレストなどを全面的にグレードアップし、座席の単独のスペースと乗車の快適性を大幅に高めた。さらにはスマートセンサーやスマートモニタリング、スマート診断などの技術を搭載し、高速列車の安全な運用保守のスマート化水準を一層高めている。

また、福厦高速鉄道はデジタル化シミュレーションやスマート建造、スマートセンサー、スマート分析などの技術を大量に導入し、中国のスマート鉄道の最新の科学技術成果の応用を一体化させており、高速鉄道建設の多くの空白を埋めた。年内にも開通・営業の条件を備えるとみられている。(提供/人民網日本語版・編集/YF)






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