問題相次いだ韓国のスカウトジャンボリー、日本人スカウト隊員の母親から届いた感謝の手紙が話題に

Record Korea    2023年9月6日(水) 15時0分

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4日、韓国・JTBCによると、先月、第25回世界スカウトジャンボリーに参加した日本人隊員の母親から、郡に韓国語で書いた感謝の手紙が届き、話題になっている。写真はセマングムのキャンプ場。

2023年9月4日、韓国・JTBCによると、先月ボーイスカウト・ガールスカウトの世界大会「第25回世界スカウトジャンボリー」に参加し、忠清北(チュンチョンブク)道丹陽(タニャン)郡に滞在した日本人隊員の母親から郡に韓国語で書いた感謝の手紙が届き、話題になっている。

郡によると、先月28日に届いた手紙には、丹陽郡と救仁寺が日本のスカウト隊員らを手厚くもてなしたことへの感謝の言葉がつづられている。差出人は娘が大会に参加したという母親で、「娘を含む日本派遣団が郡の皆さんに大変お世話になった」「救仁寺の皆さんはもちろん、近隣の人たちも果物やとうもろこしをくださったと聞いた」「Wi-Fiや温かいシャワーも準備してくださりありがたかった」「いつか娘と一緒に丹陽を観光したい」など、全て韓国語で書かれている。

全羅北道・セマングムで開催された第25回世界スカウトジャンボリーには日本から約1600人が参加したが、大会中は主催者の準備不足によりさまざまな問題が相次いで発生した。また隊員らは台風の影響で早期に撤収し、先月8~11日に救仁寺に宿泊した。丹陽郡は寺の境内に臨時トイレとシャワーを設置し、KTの支援を得て携帯電話とWi-Fiを利用できるよう環境を整えた。近隣住民や複数の団体の協力を得て、食料やミネラルウォーターも提供したという。

この記事に、韓国のネットユーザーからは「国民が政府の尻拭いをしてやった」「政府がやらかし、国民が収拾してやるおかしな国」「政治家は役に立たず、国民が後始末する国」「すっかりジャンボリーの話題が出なくなったな。問責とお金の問題はどうなった」「政府の失策で世界的な大恥をかいたのに、たった1人からの感謝の手紙でうやむやにしようとするな」など、政府への批判の声が多く寄せられている。

また、手紙について「すばらしい親だね」「今どきの若者よりきちんとした字を書いてるよ」という称賛や、「韓国政府への礼はひと言も書いてないな(笑)」といったコメントも見られた。(翻訳・編集/麻江)

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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