日本の処理水放出後、中国人がロシアで塩を買い占め?=韓国ネット「発展がない」「他の国を見て」

Record Korea    2023年9月1日(金) 14時0分

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31日、韓国・毎日経済は「中国人が観光などの目的で訪れたロシアの極東で塩を買い占める姿が最近あちこちで目撃されている」と伝えた。資料写真。

2023年8月31日、韓国・毎日経済は「中国人が観光などの目的で訪れたロシアの極東で塩を買い占める姿が最近あちこちで目撃されている」と伝えた。

記事はロシアの現地メディアの報道を基に、日本が(福島第一原発の)処理水の海洋放出を開始した24日以降、ロシア沿海州に来た中国人が塩を購入し、自国に持ち帰る事例が目撃されていると伝えている。

ウスリースク税関関係者は「沿海州を出発する中国人の手荷物には塩が入っていた」とし、「以前には見られなかった姿だ」と話した。

また、こうした現象はザバイカリスク国境検問所でも目撃されているという。

これについて、ある専門家は「日本の処理水放出開始後、一般の中国人は海でつくられた塩を通じて放射性廃棄物が人体に吸収されるかもしれないと懸念している」とし、「それを避けるために中国人は、ロシアにいる間に地下(塩鉱山)でつくられた塩を購入している」と説明した。

中国はロシアと共に日本の処理水の海洋放出に反対の立場を示しており、実際に日本が放出を開始した後から、日本の水産物を全面禁輸としている。

この記事を見た韓国のネットユーザーからは「発展がないな。韓国人はもうそんな扇動にはだまされない」「他の国を見なよ。科学を信じ、買い占めなんてくだらないことはしない」「塩を買い占める一方で飲食店で食事はするのだろう。塩を使っていないファストフード店なんてないのに」「自国の処理水放出については何も思わないの?」などと指摘する声が上がっている。

一方で「日本人も反対する海洋放出になぜ韓国政府は賛成するのか」「僕も自分と家族の一生分の塩を買った。買い占めする人を批判しないで。塩は海水を濃縮したものだから…」「韓国も中国も同じだね。韓国では放出開始前から水産物を控える人がいたよ」などと理解を示す声も見られた。(翻訳・編集/堂本

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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