29日に発表された「中国グリーン貿易発展報告2023」によると、ここ数年は、中国のグリーン貿易の規模が基本的に増加傾向を維持し、2013年から22年までの10年間の年平均成長率は3．18％となり、世界シェアが2．3ポイント上昇した。

これと同時に、同報告は、目下、経済グローバル化は逆風にさらされ、グリーン貿易の発展は複数の圧力に直面していると指摘した。13-22年に、世界の環境関連製品の輸出規模は小幅に変動しながら成長し、年平均成長率は0．85％になった。中国、米国、欧州連合（EU）が引き続き上位3位に並び、市場シェアも上昇傾向にあり、22年のシェアは合わせて40．4％に達した。

同報告によると、中国のグリーン貿易の発展は一部エリアへの集中度が高い。東部沿海地域がグリーン貿易の活発なエリアだ。中部・西部地域のグリーン貿易はシェアは低いが、成長が速く、発展の大きなポテンシャルを秘めている。（提供/人民網日本語版・編集/KS）