新しく建設された貴州省貴陽市と広西チワン族自治区南寧市を結ぶ貴南高速鉄道は、8日に貴陽・茘波区間が開業したのに続き、31日には南寧・茘波区間が開業しました。中国南西部に新たに交通大動脈が現れ、貴州省と広西チワン族自治区の住民の交通移動がより便利になりました。

貴南高速鉄道は、北から南へ貴陽、都●（均のつくり）、茘波、環江、河池、南寧を結びます。全長482キロ、設計時速350キロ。貴陽で上海・昆明間、成都・貴陽間、重慶・貴陽間、貴陽・広州間の各高速鉄道にアクセスすることができます。また南寧で、南寧・広州間の高速鉄道と、南寧と北海、防城港、崇左などの北部湾都市群を結ぶ都市間鉄道にアクセスすることができます。これらの鉄道は、中国の南西部から華南地域の北部湾地域に沿った高速鉄道大通路を構成しています。

貴南高速鉄道の沿線には、マオナン族、ヤオ族、プイ族など30余りの少数民族が集中的に居住している地域があります。この高速鉄道の開業は、沿線住民の移動、農村部の振興、民族地域の観光業や他の産業の発展を支える上で重要な意義があります。（提供/CRI）