北京市科学技術委員会と中関村管理委員会によると、雄安新区中関村サイエンスパークが30日、正式に発足し運営開始された。科技日報が伝えた。

同パークの運営者である中関村発展集団の宣鴻（シュエン・ホン）総経理によると、雄安新区中関村サイエンスパークの発展推進は産業発展計画の先行実施を堅持し、産業診断、産業チェーン分析、産業モニタリング評価活動を行い、サービスの需要を正確にマッチングさせ、中関村企業の新技術、新製品、新サービスなどの各種イノベーション要素の雄安新区における産業化を推進する。そして中関村に類似する繁栄的な生態および雄安の特色を持つイノベーションエコシステムを構築し、イノベーションの種の開花を実現することを目指す。

同パークは現在、次世代情報技術産業に焦点を当て、新華三、360、中科星図などのリーディングカンパニーおよび眼神科技、国電高科、東方雨虹などのイノベーション企業などを含む20社の優良企業と入居意向を取りまとめている。発足当日、中関村発展集団は、中関村サービス集積機関11社を同パークに入居させた。入居企業に金融、テクノロジー、設計、知的財産権、資産管理などの全面的なサービスを提供し、中関村独自イノベーションの経験の雄安新区への転化を加速させる。

将来的には主に宇宙情報、スマートコネクテッド、情報技術応用イノベーション、人工知能などの細分化された分野をめぐり、イノベーション企業の入居を誘致する。（提供/人民網日本語版・編集/YF）