上海の日本料理店で食中毒か、「数十人に症状」との情報も―中国メディア

Record China    2023年8月30日(水) 22時0分

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中国メディアの東方網は29日、上海市の高級日本料理店で食事をした客が食中毒とみられる症状を訴えたと報じた。

中国メディアの東方網は29日、上海市の高級日本料理店で食事をした客が食中毒とみられる症状を訴えたと報じた。

当事者の張(ジャン)さんによると、27日夜に市内の日本料理店・栄新館(3号店)で食事をしたところ、大人4人にいずれも下痢や腹痛の症状が現れた。病院を受診すると急性胃腸炎と診断されたといい、うち1人は症状が重いという。張さんは「生の物を食べなかった子どもには症状が出ていないので生食が原因ではないかと考えている」と語った。

また、「今回の件をネット上にアップしたところ、数十人から同様の症状が現れたという連絡があった。今、グループには60人余りがいて、だいたいその半分が27日に(同店で)食事をしていた」とし、「関係部門には厳しく調べてほしい。友人はまだ病院で点滴を受けている」と話した。


一方、店の責任者である沈(シェン)さんは「同じような症状を訴えているお客さんが十数人いて賠償などを進めている」としながらも、「ネット上では(被害者が)数十人と言われているがそれは誇張されている」と主張した。地元の市場監督管理局が調査に入り、現在、同店は営業停止状態だという。

沈さんは「日本の汚染水(処理水)放出問題で商売が厳しいのに、またこんなことが起きてしまった。昨晩は私も従業員も一睡もできなかった。なぜこんなことが起きたのか、ずっと考えている」と明かした。また、「当店では日本から輸入した水産物はなく、サーモンはノルウェーから、エビはニュージーランドから、ウニは大連から、マグロはノルウェーとニュージーランドから仕入れている」とアピールした。(翻訳・編集/北田

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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