日本に迷惑電話をかける中国人男性の動画、中国のネット上では批判も―香港メディア

Record China    2023年8月30日(水) 16時0分

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香港メディアの香港01は29日、日本に迷惑電話をかける様子を動画撮影した中国人男性に対し、ネット上で批判の声も出ていると報じた。

香港メディアの香港01は29日、日本に迷惑電話をかける様子を動画撮影した中国人男性に対し、ネット上で批判の声も出ていると報じた。

日本が24日から東京電力福島第一原発の処理水海洋放出を開始したことを受け、中国から日本の役所や企業への迷惑電話が相次いでいる。実際に処理水放出に抗議する意図があるというよりも、面白半分で行い、撮影した動画をネット上にアップして注目を集めようとする人が多いようだが、こうした行為に対しては同国内でも批判の声が上がっているという。

先日、河南省開封市の男性が日本に電話をかけ、「なぜ核汚染水(処理水)を海に流したのか」と尋ねる動画が中国のネット上で話題になった。電話がつながると男性は“Can you speak English?”と英語で問い掛け、続けて中国語で「なぜ核汚染水を海に流したのか。私はまだ海に行ったことがないのに。どうすればいいのか」などと質問。相手が日本語で何事かを話すと「人の言葉を話せよ」と言い放った。

このほか、重慶市の男性が日本の国会議事堂に電話をかける動画も出回っており、男性が「なぜ核汚染水(処理水)を海に流したのか」と尋ねると電話に出た女性はすぐに電話を切った。こうした動画は日本の複数のメディアでも取り上げられている。

香港01の記事は、こうした行為に対して中国のネットユーザーから「有能だ」「大笑いしたわ」「(相手は)勝手に電話を切るとか失礼だな」「どうやってかけたの?。私もかけたい」「番号を教えてくれ。早く」などと面白がったり支持したりする声が上がる一方、「褒められたものではない」との声や、「他人に迷惑をかけるのは(処理水放出と)同じようにモラルのない行為だ」との批判の声も出ていると伝えた。

同記事はまた、28日に行われた中国外交部の定例会見で日本の記者からこの件について問われた汪文斌(ワン・ウェンビン)報道官が「そのような状況は把握していない」と答え、改めて日本批判を展開したことを併せて伝えている。(翻訳・編集/北田

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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