最近、韓国やベトナム、ロシア、英国、シリア、タイなどからの海外インフルエンサーが中央広播電視総台（CMG/チャイナ・メディア・グループ）の多言語のキャスターらと共に、青海チベット高原の東南端にある四川省アバ・チベット族チャン族自治州を訪れ、自治州内の小金県達維鎮冒水村に建設された「達維バラ荘園」で現地のバラ産業を見学しました。　　　　　　　　　　

一行はまず展示室で、バラで作られた数多くの製品を目にしました。案内役はバラ栽培の達人で「バラの姉」と呼ばれる陳望慧さんです。

陳さんは「ここで栽培されている品種はシリア産、ブルガリア産のダマスクローズです。このバラは小金県での栽培に適しており、農薬が要らず、開花の期間が長く、収量も多いです」と紹介しました。

ダマスクローズが栽培されていることを聞いて、シリアからきたラテン（ZEIN ALABDIN ALI）さんはことのほか親しみを感じ、「故郷に帰ったような気がする。特に地元の人たちが私の故郷の人々と同じようにバラでエッセンシャルオイルや化粧品を作っているのを見て、絆を感じた。これも一種の文化交流だと思う」と話しました。

ラテンさんがシリアから来たことを知った陳望慧さんも大変驚き、喜んでいました。小金県という地で、異なる国の人がバラの花を通じて友情の橋を架けました。（提供/CRI）