中国外交部、米国に中国人留学生に対する「有言実行」を促す

CRI online    2023年8月29日(火) 12時50分

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中国外交部の汪文斌報道官は米国に中国人留学生に対する「有言実行」を促しました。

中国外交部の28日の定例記者会見では、ある記者から「報道によると、米連邦捜査局(FBI)はこのほど、ある中国人留学生の米国留学申請書類を盗み、いわゆる『ビザ詐欺』の罪で逮捕、起訴した。また、米税関・国境警備局は証拠や根拠がないままに米国に入国した中国人留学生3人に対して勾留と尋問を行い、送還をした」として、同件についての外交部のコメントを求めました。

汪文斌報道官は同質問に対して、「米国側は理由なく中国人留学生を勾留、尋問、送還し、中国人留学生に対してありもしない罪をでっち上げた。政治目的に基づきみだりに抑圧と迫害を加えているものであり、中国は断固反対する」と述べました。

汪報道官はさらに、「米国は、教育など分野での両国の人や文化の交流を支持し、中国人留学生を歓迎すると言いながら、実際には前政権の誤ったやり方を依然として続け、国家の安全保障の概念を乱用し、中国人学生の米国への留学や研究を規制・抑圧し、中国の米国留学者の合法的権益を著しく損ねている」と指摘しました。

汪報道官は、「われわれは米国に対して、中国人留学生を歓迎するとの言明を実行に移し、偏見や差別に満ちた大統領令10043号を撤回し、国家の安全を口実にした、米国への中国人留学生の抑圧をやめるよう促す」と強調しました。(提供/CRI

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