ベトナム共産党員60人が党指導部に公開書簡、社会主義放棄や中国依存脱却を訴え―中国メディア

Record China    2014年7月31日(木) 17時36分

拡大

31日、環球時報によると、ベトナム共産党の党員60人余りが、「社会主義放棄」や「中国依存脱却」などを求める公開書簡を党指導部に提出した。写真は14年5月、ベトナムで起きた反中デモ。

(1 / 2 枚)

2014年7月31日、環球時報は、ベトナム共産党の党員60人余りが、「社会主義放棄」や「中国依存脱却」などを求める公開書簡を党指導部に提出したと海外メディアが一斉に報じていると伝えた。

その他の写真

英BBCによると、公開書簡では、中国との南シナ海紛争について国際法による解決も求めている。

米ボイス・オブ・アメリカは「党指導部はこの書簡にまだ返答していない」とした上で、「かつて同様の訴えに回答したことは一度もない」と指摘した。

30日付のドイツ通信社によると、書簡の署名日は29日で、ベトナム共産党の最高権力機関である中央委員会にすでに送られた。

BBCによると、署名したのは、前駐中国大使や前副部長、経済学者レ・ダン・ズアン氏ら。書簡では「共産党は国を誤った道に向かわせている」「党の政策と汚職問題が国を行き詰らせている」などと批判。その上で、「社会主義という誤った道を撤廃し、民族と民主の道に方向転換し、専制的な政治体制を民主制に改めるのが当面の急務だ」としている。書簡の起草者は「2016年の共産党大会が政治改革を行う絶好の機会だ」と述べた。(翻訳・編集/NY)

この記事のコメントを見る

ピックアップ



   

we`re

RecordChina

お問い合わせ

Record China・記事へのご意見・お問い合わせはこちら

お問い合わせ

業務提携

Record Chinaへの業務提携に関するお問い合わせはこちら

業務提携