上海総合指数が節目3000割れ目前、中国当局が切り札―独メディア

Record China    2023年8月28日(月) 11時30分

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独ドイチェ・ヴェレの中国語版サイトは27日、中国の代表的な株価指数である上海総合指数が節目の3000ポイント割れ目前となる中、中国当局が切り札を出したとする記事を掲載した。写真は上海証券取引所。

独ドイチェ・ヴェレの中国語版サイトは27日、中国の代表的な株価指数である上海総合指数が節目の3000ポイント割れ目前となる中、中国当局が切り札を出したとする記事を掲載した。

記事によると、中国の財政省と税務総局は27日、株式取引にかかる0.1%の印紙税について、資本市場を活性化し、投資家の信頼を高めるため、28日から50%引き下げると発表した。ロイター通信は25日、中国当局が、印紙税を最大50%引き下げる案を取りまとめたことが複数の関係者の話で分かったとし、低迷する株式市場のテコ入れが狙いと報じていた。

記事によると、25日の上海総合指数が一時3053ポイントまで下落したことで、節目の3000ポイント割れ目前と嘆く投資家も少なくない。多くの投資家にとって、3000ポイントは重要な関門だ。過去十数年間でA株(人民元建て株式)は何度もこのレンジに下落している。中国の経済メディア、経済観察網はこのほど、「3000ポイント防衛戦」と題した記事で、「経済のファンダメンタルズに対する期待の改善と資本市場の信頼回復こそが、市場が底値から抜け出す主な駆動力だ」と報じている。(翻訳・編集/柳川)

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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