韓国の多くの地域の環境・社会団体が25日、日本政府が福島の放射能汚染水を海洋放出していることに抗議する集会を行い、韓国政府が国民の反対や懸念を顧みず、何もしない態度を取り、日本の放射能汚染水の海洋放出を容認していることを非難しました。

大田(テジョン)市の八つの環境団体は同日、日本政府による福島の放射能汚染水海洋放出を非難する声明を発表しました。

声明では、日本政府と東京電力は、放射能汚染水に残留している放射性物質の種類や総量を公表したことはなく、提供されたデータも完全には信じがたいとしています。一方で、韓国政府が巨額の予算を投じて放射能汚染水の安全性をアピールする動画を制作したことが人々の怒りを買っています。

これと同時に、「慶州環境運動連合」、「蔚山共同行動」、慶尚南道地域の30余りの市民・社会団体が25日、抗議集会を行いました。（提供/CRI）