中国が日本産水産物の輸入を全面禁止、ロシアは対中輸出拡大を望む―香港メディア

Record China    2023年8月28日(月) 11時0分

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香港ニュースポータルの香港01は26日、「中国が日本産水産物の輸入を全面的に禁止し、ロシアは対中輸出拡大を望む」とする記事を掲載した。写真は中国の海鮮市場。

香港ニュースポータルの香港01は26日、「中国が日本産水産物の輸入を全面的に禁止し、ロシアは対中輸出拡大を望む」とする記事を掲載した。

香港01がロイター通信の報道として伝えたところによると、日本が24日、東京電力福島第一原発にたまる処理水の海への放出を開始したことを受け、中国政府は同日、日本産水産物の輸入を全面的に停止すると発表した。ロシアの食品安全監視当局は25日、水産物の対中輸出拡大を目指すとした。

ロシアの食品安全監視当局は7月、ロシアが中国の主要な水産物輸入先で、国内894社が海産物の輸出を許可されていると明らかにしていた。

同当局は25日の声明で、「中国はロシアの水産物にとって有望な市場だ。認証を受けたロシア企業や船舶、製品の量と種類の拡大を目指す」とし、水産物の安全問題について中国と対話を続け、ロシア産水産物の対中輸出に関する規制に関する交渉を終える予定だとした。

ロシアの1~8月の水産物輸出は半分以上が中国向けで、スケトウダラ、ニシン、ヒラメ、イワシ、タラ、カニが主だった。

ロシア水産庁によると、同国は昨年、全漁獲量の約半分に相当する230万トン、約61億ドル(約8932億円)相当を輸出し、その主な相手国は中国、韓国、日本だった。(翻訳・編集/柳川)

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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