あなたの一番お気に入りのパンダはトップアイドルの「花花（ファーファー）」？それとも北京動物園の人気者パンダ「西直門三太子」のうちの「萌蘭（モンラン）」？人気のジャイアントパンダが書物の香りと共に上海に「やって来た」。15日に上海市の1927魯迅・内山記念書局と成都市の熊猫書店の夢のコラボレーションがスタート。今回のコラボでは、両書店内にそれぞれコラボ相手の特徴をテーマにした書籍やクリエイティブグッズの専用コーナーが設けられた。最も目を引くのは、1927書局に登場した人気パンダ「花花」のぬいぐるみ。パンダ関連のものが勢ぞろいの熊猫書店が展示・販売しているもので、今回のコラボでパンダ好きの上海の読書家が「花花」のかわいさと愛らしさを間近に感じられるようになっている。

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成都にある熊猫書店はオープンして間もない新しい書店だ。店舗周辺にはキャンプの要素が取り入れられ、自然を感じさせる鮮やかな緑の竹林がデザインされており、店に入る前からパンダのかわいさと大自然の息吹を感じることができる。この書店では、パンダに関するイマジネーションがすべて実現できると言われているほどで、店のドアを開ければそこは完全にパンダの世界。パンダ関連の書籍が非常にたくさんあり、約200種類1000冊が並ぶ。パンダに関する知識本、絵本、図鑑、写真集、研究書もあれば、「大熊猫図志」、「大熊猫研究」、「四川獣類原色図鑑」といった今では絶版になってしまった本もある。また、中国内外のパンダグッズ、デザイナーによるコラボ商品など約1000種類も並ぶ。この書店は、ネットで話題の本物そっくりな「花花」ぬいぐるみを企画・製造した「熊猫工廠」のライセンスグッズ販売店、オフライン実店舗でもある。

同じように特色あるテーマ書店である上海の1927書局は、内山書店があった場所に昨年オープンした。今回のコラボでは、熊猫書店に上海の紅色文化（革命文化）のエッセンスを送り届けた。今回のコラボに関する記者会見当日、魯迅をテーマにしたクリエイティブグッズが熊猫書店でも同時に発売され、成都の読書家がパイオニアの革命精神によるリーダーシップを感じられるようになった。1927魯迅・内山記念書局と熊猫書店の特別コラボは9月末まで行われ、1927書局は限定のパンダブーケをはじめとするパンダ関連商品を特別に販売するという。（提供/人民網日本語版・編集/KS）