中国外交部、日本に放射能汚染水排出決定の撤回を強く求める

CRI online    2023年8月23日(水) 15時20分

拡大

中国外交部は日本に放射能汚染水排出決定の撤回を強く求めました。

中国外交部の汪文斌報道官は22日、「日本政府は国際社会の深刻な関心と断固たる反対を顧みず、頑なにも8月24日に福島の放射能汚染水の海洋排出を開始すると発表した。日本は全世界に核汚染のリスクを公然と転嫁し、人類全体の長期的な幸せよりも私利私欲を上位に置いた。この決定は極端に利己的であり無責任だ。中国は重大な関心を持って強く反対し、日本側に厳重抗議した」と述べました。

汪報道官は、「福島の放射能汚染水の海洋排出計画の正当性や合法性、安全性は2年以上にわたり国際社会から疑問視されてきた。日本はこれまで、放射能汚染水浄化装置の長期的信頼性、放射能汚染水データの正確性、海洋排出モニタリングの有効性などに関する国際社会が重大な関心を持つ問題を、今も解決できていない」と指摘しました。

汪報道官はさらに、「日本が誤った決定を是正し、放射能汚染水の海洋排出計画を撤回し、誠実な態度で周辺諸国と意思疎通をし、責任を負う方法で放射能汚染水を処理し、厳格な国際管理を受けるよう強く促す。中国はあらゆる必要な措置をとり、海洋環境を維持し、食品の安全と大衆の健康を維持する」と強調しました。(提供/CRI

※本記事はニュース提供社の記事であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。すべてのコンテンツの著作権は、ニュース提供社に帰属します。

この記事のコメントを見る

ピックアップ



   

we`re

RecordChina

お問い合わせ

Record China・記事へのご意見・お問い合わせはこちら

お問い合わせ

業務提携

Record Chinaへの業務提携に関するお問い合わせはこちら

業務提携