南アフリカを訪問中の習近平国家主席は同国プレトリアにある大統領府で現地時間22日午前、ラマポーザ大統領と会談しました。

習主席は席上、「今回は、中国国家主席として4回目の南アフリカの訪問だ。5年ぶりに訪れて、とても親近感を感じている。ラマポーザ大統領指導の下で、南アフリカの国家建設は日増しに進展し、国際的な影響力は高まっている。中国はこれを喜んでいる。南アフリカが発展の道でより大きな進歩を遂げることを願っている。これまでの10年、南アフリカという想像を超えるすばらしい大地で、両国関係の盛んな発展を自ら経験した。南アフリカのダーバン理工大学の孔子学院の設立式典に立ち会い、南アフリカの『中国年』の華々しさを体験し、さらにはラマポーザ大統領とともに北京自動車グループの南アフリカ工場の生産ラインを稼働させるボタンを押した」と述べました。

習主席はまた、「中国と南アフリカの関係が良好で、両国の友情が深いことの鍵となったのは、両国および両党がそれぞれの発展の道で苦楽を共にし、同志や兄弟のような深い友情を結んだことだ。今、新たな歴史のスタートラインに立ち、友好の伝承、協力の深化、協力の強化は両国の共通の願いであり、そして時代が私たちに与える重い責任でもある。私はラマポーザ大統領と共に努力して、中国と南アフリカの全面的な戦略的パートナーシップを絶えず新たな段階に引き上げていくことを願う」と述べました。（提供/CRI）