中国の習近平国家主席は南アフリカ首都のプレトリアにある大統領府で南アフリカのラマポーザ大統領との会談を終えた後、現地時間22日正午から共同記者会見に臨みました。

習主席は「私とラマポーザ大統領は先ほど実りある会談を行い、新時代における両国関係の発展および共に関心を持つ国際問題と地域問題について意見交換を行い、重要な共通認識に達した。中国は南アフリカの良質な商品をより多く輸入し、中国企業の南アフリカへの投資と起業を引き続き奨励し、両国の電力、新エネルギー、科学技術革新などの分野での協力を絶えず深化させたい。また、双方は教育、科学技術、文化、観光などの分野で交流と協力を強化することで合意した」と述べました。

習主席はまた、「BRICS首脳会議の開幕が近づいている。現在の情勢下では、今回の会議はBRICS諸国の団結協力の強化やBRICS協力メカニズムの発展と拡大への推進などについて、重要な意義がある。私とラマポーザ大統領は明後日、中国とアフリカ指導者対話会を共同主宰する。私たちは他の参加国の指導者と共に、中国とアフリカの団結と協力の新しい青写真を描き、中国とアフリカの包括的な戦略的パートナーシップの発展に新たな力強い力を注入することを期待している」と述べました。

ラマポーザ大統領は、「私は、習近平主席やその他のBRICS諸国の指導者と共に努力することで、BRICS諸国と世界の南方諸国の国際ガバナンスにおける発言権を引き上げ、より公平で合理的な国際秩序の構築を推進することを期待している。私はまた、習近平主席と共に中国とアフリカ指導者対話会を主宰し、アフリカと中国の協力の深化の模索を期待する。このことは必ずや、アフリカの工業化と一体化プロセスの推進に役立ち、世界の南方諸国の共同発展と繁栄の実現に役立つと信じている」と述べました。（提供/CRI）