習近平国家主席は21日、ヨハネスブルクで開催される第15回BRICS首脳会議への出席と、南アフリカ公式訪問への出発に当たり、南アフリカの新聞『ザ・スター』『ケープ・タイムズ』『マーキュリー』およびウェブサイト『インディペンデント・オンライン』で「中国と南アフリカの友好協力の巨大な船の帆を上げて遠くへ航海させよう」と題する署名入りの文章を発表しました。

習主席は、「中国と南アフリカの関係は既に2国間関係の範ちゅうを超え、世界的にますます重要な影響力を持っている。今回の訪問を通じて、ラマポーザ大統領と共に、両国の全面的戦略パートナーシップの新たな一章を描きたい。両国は同じ志と理想を追う仲間、団結と協力を推進するリーダー、中国とアフリカの友好の継承者、共通利益の擁護者となるべきだ」と述べました。

また、「中国はBRICSメンバーと共に世界の公平と正義を断固として守り、国際社会が改めて発展の問題に目を向けるよう推進し、グローバルガバナンスシステムの中でBRICSの協力メカニズムがより重要な役割を発揮するようリードし、BRICSの声をより高らかに発信していきたい」と指摘しました。

さらに、「中国はアフリカ連合（AU）の主要20カ国・地域（G20）への参加が年内に実質的な進展を遂げるよう働きかけていく。アフリカ諸国とAUが国際・地域問題への対応でより大きな役割を果たすことを期待している」と述べました。（提供/CRI）