中国の京津冀（北京市、天津市、河北省）と東北地区では現在、水害からの復旧作業が急ピッチで進められています。

中国の学校は9月始まりです。河北省涿州市では、同省保定市の14県・区からの支援チームの協力の下、学校が予定通りに始業できるよう、被災した校舎や校庭からの泥の撤去や補修が進んでいます。

敷地面積3万2500平方メートルの柳河営学校は洪水発生時、低地にあることから校舎の1階すべてが浸水し、運動場が水没しました。保定市競秀区支援チームのスタッフ50人が16日から大型の機械や設備を持ち込んで、被災した校内の補修を手伝っています。

1週間にわたる努力により、20日午前までに、学校屋内外からの泥の撤去や屋内にある実験器具の整理・洗浄など多くの作業が終わりました。教職員は、子どもらが校庭に戻ってきた時に気持ちよく過ごせるようにと、壁や木の幹にカラーペンで絵を描き、校庭の美化に努めました。（提供/CRI）