南アフリカ国民議会（南アフリカ国会下院）のレチェサ・ツェノリ副議長はケープタウンで現地時間19日、同地を訪問中の中国共産党中央宣伝部副部長で中央広播電視総台（チャイナ・メディア・グループ/CMG）台長の慎海雄氏一行と会見し、CMGと南アフリカ最大の動画プラットフォームの「マルチ・チョイス（MultiChoice）」についての協力合意を祝賀しました。ツェノリ副議長は「南アフリカの社会各界は習近平国家主席の訪問を切望している。兄弟のような友好関係にある両国は、より幅広い分野で協力の成果を収め、国際秩序をより公正で合理的な方向に発展させることができると信じる」と述べました。

慎台長は「今年は中国と南アフリカ国交樹立25周年であり、『一帯一路』構想が提起されてから10周年に当たる。両国の指導者のけん引の下で、中国と南アフリカの交流と協力の幅と深さはかつてないほど広く深くなった。CMGは南アフリカ国民議会との協力を強化し、両国の民間の友好を厚く植え付け、ハイレベルの両国運命共同体構築の推進に力を尽くしたい」との考えを示しました。

南アフリカ最大の動画プラットフォームのマルチ・チョイスとCMGはケープタウン市内で同日、提携することで合意しました。CMG編集業務会議のメンバーである李挺氏とマルチ・チョイスのフェリソ最高経営責任者（CEO）が双方を代表して協力文書に署名し、互いに交換しました。

フェリッソCEOは「マルチ・チョイスはCMGとの長期的な友好協力関係を非常に重視している。CMGが制作した優れた映像やテレビ番組はアフリカで放送されて大きな反響を呼び、アフリカの視聴者に新時代の中国の大きな変化を実感させた」と述べました。（提供/CRI）