習近平国家主席は南アフリカ共和国のラマポーザ大統領の招きに応じて21日から24日まで南アフリカを公式訪問して、ヨハネスブルグで開催される第15回BRICS首脳会議に出席します。習主席は南アフリカ滞在中、ラマポーザ大統領と中国・アフリカ首脳対話会を共催します。

習主席は2013年以来、BRICS首脳の会合を主宰あるいは会合に出席し、BRICS協力が風雨にも動じず、雑音にも邪魔されず、困難にも妨げられないように導き、中国の理念がBRICS共通認識になり、中国の方法がBRICSの行動になるように推し進め、BRICS協力が歩む道に克明な「中国の印」を刻みました。

習主席は前回のBRICS首脳第14回会合で、「BRICSは閉鎖的なクラブではない。排他的な『小サークル』でもない。互いに見守り助け合う大家族であり協力・ウィンウィンの良きパートナーだ」と説き、さらに「新情勢の下で、BRICS諸国は門戸をさらに開いて発展を図り、懐を広げて協力を促すべきだ」と指摘しました。

近年では多くの国がBRICS協力メカニズムに参加したいと申し出ています。習主席は第14回BRICS首脳会議で「新しい血を導入することは、BRICS協力に新たな活力をもたらし、BRICS諸国の代表性と影響力を高めることにもなる」「われわれはさまざまな場でメンバー拡大問題について踏み込んだ議論を行った。このプロセスを推進し、志を同じくする仲間がBRICSの大家庭に早期参加できるようにすべきだ」と述べました。

第15回BRICS首脳会議では、BRICSの拡大が主要議題の一つになります。（提供/CRI）