2023年8月19日、香港メディア・香港01は、日本の鉄道会社が花火大会によるラッシュに対応すべく駅員をホームに大量動員した様子がネット上で注目を集めたと報じた。

記事は「日本は細やかなでプロフェッショナルなサービスで広く知られており、日常生活の小さな部分の端々にその心遣いを感じ取ることができる」とした上で、「近ごろ日本のユーザーが電車に乗る時に撮影したスペシャルな光景からは、鉄道会社の周到な仕事ぶりが表れていた」と紹介した。

そして、X（旧ツイッター）で日本のネットユーザーが先日大阪府で行われた花火大会当日に、観覧客による激しいラッシュを見込んだ阪急電鉄がホームに大量の駅員を動員し、十三駅では各車両の各ドアごとに1人の駅員が乗降車完了の合図として手を挙げるという「奇景」を画像付きで紹介したことを伝えた。また、十三駅以外にも梅田駅や南方駅でも駅員を増員する対応が取られたとしている。

記事は、ホームにずらりと駅員が並び手を挙げるという「壮観」ぶりに、ネットユーザーから「本当にすごい」「これを見て本当に感動した」「まるでジャニーズの新ユニットだな」「みんなの安全を守るために万全を期する姿勢が感じられる」などといった感想が寄せられたことを紹介した。（翻訳・編集/川尻）

阪急十三駅
なにわ淀川花火大会開催日恒例で、立ち番が各扉に1人ずつ配置。
なかなか凄い光景... pic.twitter.com/Fs3Ncys8Iu

— 快速|出町柳 (@karafuto0701) August 5, 2023