ルセフ新開発銀行総裁 新開発銀行は協力のプラットフォーム

CRI online    2023年8月21日(月) 7時30分

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中央広播電視総台(チャイナ・メディア・グループ/CMG)はこのほど、世界で初めて上海に本部を置く国際組織である新開発銀行の本部ビルで、ジルマ・ルセフ新開発銀行総裁の独占インタビューを行いました。

中央広播電視総台(チャイナ・メディア・グループ/CMG)はこのほど、世界で初めて上海に本部を置く国際組織である新開発銀行の本部ビルで、ジルマ・ルセフ新開発銀行総裁の独占インタビューを行いました。

新開発銀行は、ドル覇権がもたらす多くの影響への対応策として、現地通貨決済の拡大を挙げました。ルセフ総裁は「現地通貨での決済は大勢の赴くところで、ドルに対抗することを意図しているのではなく、融資を最適化し、投資・貿易の基盤を固めるためだ」と述べました。その上で、取引や経済貿易の一部を現地通貨で展開できることが非常に重要だとして、自国通貨で資金を集め、新開発銀行メンバー国の資本市場へのより深く活発な参加を支援していきたい考えを示しました。

また、地政学的混乱下での制裁措置については「非常に有害で、特にグローバル化に分断をもたらす。こうした措置は、世界の産業チェーンが断ち切られるという結果しかもたらさない」という考えを示しました。

さらに「新開発銀行は現在、発展途上国および新興市場国とのパートナーシップを拡大する努力をしている。私たちは単なる銀行ではなく、協力のプラットフォームだ」とし、「BRICS国家はますます強くなるだろう。現在のすべての事柄が、BRICS国家の意義がこれまで以上に重要であることを示している」と述べました。(提供/CRI

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