外交部の汪文斌報道官は18日、定例記者会見を主催し、記者から「中国は本日午前、習近平国家主席が南アフリカに赴き、BRICS首脳会議に出席すると発表したが、BRICS協力の強化とBRICSメカニズムの拡充は外部からとりわけ注目されている。中国は今回の会合に何を期待しているのか」とコメントを求められました。

汪報道官はこれに対し、「今回の会合は3年余りの時を隔ててBRICS首脳会議が直接顔を合わせて行われるもので、BRICSサミットがアフリカで行われるのも5年ぶりとなる」と指摘した後、さらに「各国は当面の国際情勢における突出した課題について深く意見を交わし、国際問題における協調と協力を強化し、混沌（こんとん）とした世界に安定性とプラスのエネルギーを注入し、世界の平和と発展の推進に知恵と力で貢献し、BRICSの協力をさらに深く着実に進め、BRICS諸国の経済貿易、金融、安全保障、人文、グローバルガバナンスなどの分野における実務協力を深め、BRICSメカニズムの長期的な安定をリードし、BRICS諸国とアフリカおよびその他の新興市場や発展途上国との対話と協力を強化すると同時に、今回の会合で多国間主義を守り、共同の発展に焦点を当てた高らかな声を上げていく」との考えを示しました。（提供/CRI）