13歳の少女が抱く雑技の夢―中国

人民網日本語版    2023年8月18日(金) 17時0分

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河北省滄州市にある呉橋県は、雑技で世界的に有名だ。呉橋には、「上は99歳から下は歩き始めたばかりの赤ちゃんまで、呉橋では誰でも雑技ができ、自分の得意技がある」という言葉もある。

河北省滄州市にある呉橋県は、雑技で世界的に有名だ。呉橋には、「上は99歳から下は歩き始めたばかりの赤ちゃんまで、呉橋では誰でも雑技ができ、自分の得意技がある」という言葉もある。呉橋雑技芸術学校で雑技を学ぶ13歳の張春越(ジャン・チュンユエ)さんは、生徒としてはすでに「ベテラン」だ。6年前にテレビで雑技を見てその素晴らしい動きのとりこになり、雑技に興味を抱き、雑技を学ぶために呉橋に来る道を選んだ。

舞台で1分演じるためには、10年の稽古が必要だ。来る日も来る日も、開脚や足上げストレッチなどの基本練習だけでなく、倒立、とんぼ返り、皿回し、コマ回し、太鼓を使った足芸などの練習を繰り返し、この6年間に流した汗と涙は相当なものだが、あどけなさの残る張さんは「自分は難しいことに挑戦するのが好き」と話す。ステージに出演する先輩たちがまぶしく見えるという張さんは、「先輩たちはみんなすごくて、尊敬しています。私もステージに立てるようになって、自分の演技を家族にテレビで見てもらいたい。そしてたくさんの人に雑技の魅力を感じてもらいたい」と将来の夢を語った。(提供/人民網日本語版・編集/KN)

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