「香港名作映画修復プロジェクト」が始動、映画100本を1年で4Kリマスター版に

人民網日本語版    2023年8月19日(土) 19時0分

拡大

「香港名作映画リマスタープロジェクト」が始動し、1年以内に100本の香港映画が4Kリマスター版化される予定だ。

(1 / 2 枚)

ショート動画共有アプリ「抖音(中国版TikTok)」と中国映画資料館、 火山引擎(Volcano Engine)は16日に北京で、香港名作映画リマスタープロジェクトの発表会を開いた。抖音の陳都爗(チェン・ドゥーイエ)副社長は、3社が「香港名作映画リマスタープロジェクト」を本格的に始動し、1年以内に100本の香港映画を4Kリマスター版化することを発表した。中国新聞網が伝えた。

その他の写真

火山引擎が技術支援し、中国映画資料館と共に「AI+手作業」の修復を行う。火山引擎の映像クラウド・アーキテクチャ・ディレクターである王悦(ワン・ユエ)氏によると、今回火山引擎は初めてビジュアル・ファウンデーション・モデルを旧作映画のシーンの修復に応用し、リマスター効果の全面的な向上を実現する。

今回リマスターする香港映画の製作時期は1970~90年代に集中しており、ツイ・ハークジャッキー・チェン、ゴードン・チャン、チャウ・シンチーなど有名な監督や俳優の作品となっている。中国映画資料館のキュレーターである沙丹氏(シャー・ダン)は、この時代はまさに香港映画の黄金期だったと語る。当時、中国は徐々に開放に向かっており、香港映画は中国の多くの若者にとって世界を知る窓口となった。

香港映画「チャウ・シンチーのキング・オブ・カンフー」の修復前と修復後の比較写真

中国映画資料館の張小光(ジャン・シャオグアン)副館長は、「映画の修復は世界的な課題であり、当初は消滅の危機に瀕した映画を救うことが目的で、映画遺産保護の重要な取り組みだった。現在では、私たちは先端技術の助けを借りて、ようやくフィルムのデジタル保存と応用ができるようになった」とした。(提供/人民網日本語版・編集/NA)

※本記事はニュース提供社の記事であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。すべてのコンテンツの著作権は、ニュース提供社に帰属します。

この記事のコメントを見る

ピックアップ



   

we`re

RecordChina

お問い合わせ

Record China・記事へのご意見・お問い合わせはこちら

お問い合わせ

業務提携

Record Chinaへの業務提携に関するお問い合わせはこちら

業務提携