中国国家発展改革委員会などの中国中央政府部門はこのほど、「使用を終了した風力発電・太陽光発電設備の循環利用促進に関する指導意見」を発表して、産業のアップグレード加速や設備の世代交代によって、新エネルギー分野が設備の大量廃棄に直面する問題への対応策を示しました。

「意見」は、中央予算内の既存の投資資金ルートを通じて、使用が終了した風力発電や太陽光発電設備のリサイクルプロジェクトへの支援を強化するとしました。

「意見」によれば、法に基づき省エネ、節水、資源総合利用製品に対する税制優遇措置を実施する必要があります。また、使用を終了した風力発電や太陽光発電設備のリサイクル産業をグリーン産業指導目録に組み入れる研究を進めます。

さらに、グリーンエネルギーに関する金融商品やサービスを豊富にして、条件に合致する風力発電や太陽光発電の廃棄設備の循環利用などのプロジェクトへの投融資を利便化します。条件の整った地域においては、風力発電設備や太陽光発電の廃棄設備の循環利用産業に対する特別な支援政策の開発を奨励します。国有中央企業は、風力発電設備や太陽光発電の廃棄設備の循環利用を強化して、多くの重点プロジェクトを率先して実施することで、けん引役割を果たすことを求められました。（提供/CRI）