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交友関係が狭く、家にこもるのが好きなため恋愛できない中国の若者―中国メディア

人民網日本語版    2023年8月20日(日) 22時10分

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中国の若者は今、どんな恋愛の悩みを抱えているのだろうか?写真は南京市。

中国の若者は今、どんな恋愛の悩みを抱えているのだろうか?中国青年報社社会調査センターがこのほど問巻網と共同で、恋人のいない青年2004人を対象に実施した調査によると、交友関係が狭い、家にこもるのが好きで人との交流が苦手、自分の気持ちを話すのが苦手というのが、若者が恋愛・交友の面で直面している悩みであることが分かった。

回答者の58.7%は、「中国共産主義青年団が積極的に交友イベントを開催する」ことを願っており、「交友関係を広げたい」と答えた。また、48.2%が「大学が恋愛課を開設し、青年が正しい恋愛観を築くことができるよう助ける」ことを願っていた。

回答者の内訳は、00後(2000年以降生まれ)が31.6%、95後(1995~99年生まれ)が26.6%、90後(1990年代生まれ)が28.7%、85後(85~89年生まれ)が13.1%だった。男女比は、男性が45.9%、女性が54.1%だった。

あれこれ考えすぎる中国の若者

山東省聊城市で建設工事を請負う仕事をしている95後の劉起(リウ・チー)さんは、「僕たちの業界の若者は恋人を見つけるのが難しい。建設現場にはほとんど女性がいないし、休みの日もほとんどないので、恋愛をする時間はない。デートするとなると、仕事を休まなければならない」と話す。

北京のある大学の博士課程に通う張家凱(ジャン・ジアカイ)さんは、「普段は勉強に追われている。それに、毎日会うのは同級生、同じ学科、同じ方向性の研究をしている学生ばかりで、交友関係が狭い。そのような状況を打破するのは難しい」としている。

貿易会社で働いている90後の熊遠(シオン・ユエン)さんは、「周りの若者は恋愛がしたくても、時間がない。暮らしていく上でのプレッシャーが大きく、暇な時間ができたとしても、他のことを考えるエネルギーも意欲もなく、一人でゆっくりしたいという若者が多い」と話し、晩婚化している原因について、「学歴が全体的に上がっているためでは」と分析する。「以前なら、若者は20過ぎで社会に出ていた。でも今は、修士課程や博士課程に通う若者が多く、学業を終える頃には30歳くらいになっている。それに、キャリアプランを立てる必要もあり、それも恋愛や結婚に影響を与えていると思う」としている。

昨年結婚した00後の大学生・朱瑩瑩(ジュウ・インイン)さんは、「恋愛についてあれこれ考えすぎて、自分で自分の首を絞めている若者が多い。相手が目移りしやすいことや浮気されることを心配し過ぎたり、自分の気持ちの整理が付かないことを恐れたり、ずっと先のマイホーム購入や出産などについて心配するなど、臆病になっている人がいる。始まる前から失敗を恐れるというのは、問題から逃げるようなもので、大切なことまで放棄してしまっている」と語る。

恋愛に関して、今の若者はどんなことを悩んでいるのだろうか?統計によると、「交友関係が狭い」(50.7%)が最多で、以下、「家にこもるのが好きで人との交流が苦手」(47.5%)、「自分の気持ちを話すのが苦手」(46.0%)と続いた。その他、「暇な時間はインターネットばかりしている」(44.7%)、「交友ルートが限られている」(43.4%)、「異性との付き合い方が分からない」(41.7%)、「仕事が忙しく時間がない」(29.3%)といった悩みもあった。

苦もあれば楽もある結婚生活

朱さんは、大学が恋愛課を開設することを切望しており、「始業して一番初めの授業で、補習指導員が選択科目に恋愛課を選ぶよう熱心に勧めていた。その時は、何でそれが必要なのか分からなかった。でも、今思うと、親密な関係をどのように築くかや、恋人同士の間であれこれ心配しないこと、自分らしく振る舞うことなど、授業で学んだ恋愛のテクニックがとても役に立った」と話し、「若者の恋愛・結婚の面で、さらに多元化し、包容力ある見方を伝えて、人生で一番いい時期に恋愛をした方がいいと若者が考えるようサポートすることを願っている」と話す。

南京大学社会学院の許[王其](シュー・チー)准教授は、「まず、若者に広い心を持って接し、彼ら自身のそれぞれの選択を尊重しなければならない。また、観念の面では、結婚相手を選ぶ際の正しい見方を伝え、若者が結婚生活には大変な一面もあるものの、素晴らしい一面もあることを知ることができるようにしなければならない」とし、「若者が異性と知り合える機会を作り、仕事が原因で交友関係が狭くなってしまうという状況を打破しなければならない」と指摘する。(提供/人民網日本語版・編集/KN)

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