台湾YouTuberが大阪でのセクハラ被害訴え、なぜ日本で炎上しないのか―台湾メディア

Record China    2023年8月18日(金) 16時0分

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18日、台湾メディア・三立新聞網は、台湾の人気YouTuberの妹が大阪でセクハラ被害に遭った問題について、日本で大々的に取り沙汰されない「残酷な原因」について紹介する記事を掲載した。

2023年8月18日、台湾メディア・三立新聞網は、台湾の人気YouTuberの妹が大阪でセクハラ被害に遭った問題について、日本で大々的に取り沙汰されない「残酷な原因」について紹介する記事を掲載した。

これまでの報道によると、台湾YouTuber「這群人」メンバーの尼克さんが12日、自身と妻が運営するチャンネルで「大阪でセ○ハラに遭いました」との動画を投稿。11日午前に通天閣で撮影をしていた際、同行していた妹が男性3人組の1人からスカートをめくられた上、体を触られたと訴えた。尼克さんは直ちに警察に通報したという。

記事は、尼克さんがセクハラ被害を報告して以降、台湾では大きな議論を呼んだのに対し、日本ではほとんど注目を集めていないと指摘。あるネットユーザーがSNS上で「どうして尼克事件は日本で騒ぎにならないのか」と題した書き込みを行い、日本に長期滞在した経験から「尼克さんがあまりにも温和な対処をしたことで、うやむやになった」との見解を示したことを伝えた。

このユーザーは「日本の文化というものは実は非常に野蛮であり、男性は行動すべき時にちゃんと行動する必要がある。ましてや自分の家族がセクハラ被害に遭ったならば、自分で行動を起こさなければ無関係な人は誰も助けてくれない」と論じた上で、「実に腹立たしいが、仕方がない。日本では実に多くの『沈黙されたセクハラ』を目撃したが、これは日本の冷淡な文化によるものだ」と述べている。

記事は、この書き込みに対して他のネットユーザーが「日本に長期滞在していて尻を触られた女性を知っている。警察に通報し、監視カメラにも映っていたが、警察からは示談を勧められた」「韓国のDJ SODAが日本で受けたセクハラ被害が日本で問題視された一方で、尼克さんの妹の問題が大きな話題にならなかった残酷な原因は、人気スターかどうかの違いだ」というコメントを寄せたことを伝えた。(翻訳・編集/川尻

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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