カシュガル-広州線が就航、国内直行便でフライト時間最長―中国

人民網日本語版    2023年8月19日(土) 21時0分

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新疆・カシュガルと広東・広州を結ぶ直行便が就航した。

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中国南方航空のCZ3360便が15日午前8時11分、新疆ウイグル自治区のカシュガル徠寧国際空港から離陸した。これは新疆・カシュガルと広東・広州を結ぶ直行便が就航したことを意味しており、中国でフライト時間が最長の国内直行便となる。光明日報が伝えた。


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今回就航したカシュガルと広州を結ぶCZ3359/60便は、毎週火曜日、木曜日、土曜日の3往復を予定している。往路のCZ3360便は午前8時にカシュガルを出発し、午後2時半に広州に到着する。復路のCZ3359便は午後3時45分に広州を出発し、午後10時20分にカシュガルに到着する。同路線が開通したことで、その所要時間が6時間半まで短縮され、これまでに比べて20%以上の時間を節約することができる。


機内では、「カシュガル-広州線の就航初便フライトにようこそ。カシュガルは古代シルクロードの交通の要衝でした。一方の広州は海上シルクロードの起点の一つです。その2つのシルクロードが今日、空中で結ばれました。シルクロード経済ベルトの中心エリアである新疆ウイグル自治区南部の支点と、粤港澳大湾区(広州、仏山、肇慶、深セン、東莞、恵州、珠海、中山、江門の9市と香港、マカオ両特別行政区によって構成される都市クラスター)の密接なつながりが効果的に促進されることになります」といった内容の放送に引き続き、文化イベントが行われた。初便の乗客には学習交流のために広東省に向かう新疆のカシュガル地区や新疆生産建設兵団の小中高生40人が含まれていた。


広東省の新疆支援の重要な一環として、広東省は近年、「観光を通して新疆発展を促進」という戦略を全面的に実施し、空の便のネットワーク開拓も強化。新疆と粤港澳大湾区の連携を促進している。

現時点で、南方航空は新疆と粤港澳大湾区の5カ所を結ぶ路線を運航している。南方航空が運航する飛行機に乗って、広州や深セン、珠海、恵州といった主要都市に向かうことができる。うち、カシュガル‐広州線はウルムチと香港、広州、深セン、アルタイと広州を結ぶ路線に続いて、新疆と粤港澳大湾区を結ぶ5本目の直行便となった。(提供/人民網日本語版・編集/KN)

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