16日に杭州市で行われた浙江省新エネルギー車農村進出記者会見によると、同省は2025年までに充電ポールを累計230万本以上完成させ、うち農村部で90万本以上、400万台以上の新エネルギー車の充電の需要を満たす目標を打ち出した。中国新聞網が伝えた。

今年に入り、新エネルギー車の農村進出政策が次々と発表されている。浙江省政府の周向軍（ジョウ・シアンジュン）副秘書長は会見で、「浙江省党委員会・省政府はこの取り組みを非常に重視しており、充電インフラと新エネルギー車の農村進出を統括的に推進し、『質の高い充電インフラネットワーク体制を整備し、新エネルギー車の農村進出を促進する行動案（2023−25年）』を策定・発表した」と説明した。

新エネルギー車の農村進出の「便利な充電、便利な修理、便利な販売」を実現するために、浙江省は2025年までに新エネルギー車の年間販売台数を100万台以上にし、メンテナンス・修理サービス拠点を500カ所以上完成させるという目標を打ち出した。同時に充電設備の構成を最適化し、農村建設などの特定計画と結びつけ、都市部から徐々に都市周辺エリア、県の中心地、農村部へと広げ、そして都市部5分・都市・農村部30分の充電圏を形成するよう取り組む計画だ。（提供/人民網日本語版・編集/YF）