中国共産党中央政治局委員、中央外事活動委員会弁公室主任を務める王毅氏は16日、雲南省昆明市内で開催された第7回中国・南アジア博覧会の開幕式に出席して式辞を述べました。

王政治局委員は、「今年は中国・南アジア博覧会が初めて開催されて10周年であり、習近平主席が『一帯一路』構想と周辺国との『親・誠・恵・容（親睦・誠実・互恵・包容）』による外交方針を打ち出してから10周年だ。中国は南アジア諸国が引き続き、中国の発展の『急行列車』に乗り、中国の発展のボーナスを分かち合うことを歓迎する」と強調しました。

王政治局委員は双方の協力について、戦略的な相互信頼の深化、相互接続の強化、貿易協力の拡大、人の往来と文化交流の強化の4点を提案しました。

王政治局委員は、「中国・南アジア博覧会はすでに中国と南アジア、ひいては世界各国との交流と協力を促進する重要なプラットフォームになった」と述べ、南アジア諸国が今回の大会を通じてより多くの協力のチャンスを模索し、より多くの協力の成果を獲得し、地域の発展と振興を共に推進し、手を携えてより素晴らしい未来を創出することを歓迎すると述べました。

中国・南アジア博覧会は商務部と雲南省政府の共催で16日から20日にかけて昆明市内で開催され、60以上の国と地域から2000社以上の企業が出展します。（提供/CRI）