関西空港に2晩足止め?台湾人旅行者が航空会社の対応に不満も、ネット民は冷ややか―台湾メディア

Record China    2023年8月17日(木) 17時0分

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16日、台湾メディア・中天新聞網は、大阪の関西国際空港に2晩足止めを余儀なくされた台湾人乗客が、台湾の航空会社の対応に抗議するトラブルがあったと報じた。写真は関西国際空港。

2023年8月16日、台湾メディア・中天新聞網は、大阪の関西国際空港に2晩足止めを余儀なくされた台湾人乗客が、台湾の航空会社の対応に抗議するトラブルがあったと報じた。

記事は、15日に近畿地方に上陸した台風7号の影響で同地方の空路、陸路は大きな影響を受けたと紹介。台湾人観光客3000人が巻き込まれ、650人は空港での待機を余儀なくされたと伝えた。

その上で、ある台湾人ネットユーザーがフェイスブックに動画を投稿し、「エバー航空のフライトが欠航になり、関西空港で足止めを食らって2晩床の上で寝ている。それなのにエバー航空は通知を1枚張り出すだけで、しかも中国語の記載がなかった。通知の情報も人づてに伝わるのみで、その後の扱いについても連絡がない。多くの乗客が『家に帰らせろ』と抗議を始めた」と訴えたことを紹介した。

このユーザーは「台風の影響であり、航空会社の責任ではないことは分かっているが、他の航空会社が乗客を台湾に帰す手はずを整えているのに、エバー航空だけは足止め客を無視していた。しかも、乗客の抗議を受けて会社側は16日午後にようやくミネラルウォーターを1人1本支給した」と不満をこぼした。

一方、エバー航空の対応に抗議して不満を示す乗客に対し、一部のネットユーザーからは「関空では15日の昼前からほとんどの航空会社が欠航していた」「空港で2晩寝るなんてちょっと大げさ」「じゃあ、悪天候の中でも飛行機が出発すると言われたら、実際に乗って帰る勇気はあるのかよ」「航空会社だって乗客を一刻も早く帰せるように努力している」「不満なら別の航空会社に変えるよう言えば対応してくれるだろうに」「抗議してる暇があるなら宿を探せよ」といった冷ややかな意見が寄せられたと伝えた。

記事は、乗客からの苦情に対し、エバー航空は16日に全便が通常運航を再開したことを強調するとともに、欠航した便の乗客の予約変更を全力でサポートするとともに、足止めを受けた乗客を輸送するために、342人乗りのボーイング787-10型機を調達して関西空港から臨時便を出すことを明らかにしたことなどを紹介した。(翻訳・編集/川尻

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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