朝鮮に越境した米兵が米国に「極めて失望している」

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朝鮮中央通信社は16日、在韓米軍兵士のトラビス・キング氏が7月に許可を受けずに朝鮮に越境したことに関する中間調査報告を発表しました。

朝鮮中央通信社(朝中社)は16日、在韓米軍兵士のトラビス・キング氏が7月に許可を受けずに朝鮮に越境したことに関する中間調査報告を発表しました。この兵士は調査を受けた際、不平等な米国社会に極度の失望を感じているとともに、米軍内の非人間的処遇や人種差別に反感を抱いているとして、朝鮮への亡命を決意したと明らかにしました。これに対し、米国防省の報道官は直ちに反応し、朝中社のこの説明は検証できないと述べました。

トラビス・キング氏は7月18日の午後3時30分、観光客に混じって板門店の共同警備区域を見学した際、故意に朝鮮側境界内に侵入し、警戒に当たっていた朝鮮人民軍の兵士に拘束されました。

朝中社によると、トラビス・キング氏は調査の中で、米軍内の非人間的な処遇や人種差別に反感を抱き、朝鮮に投じる決心をしたと告白しました。また、不平等な米国社会に極めて失望しており、朝鮮または第三国への亡命を希望していると表明しました。

米メディアのこれまでの報道によると、この兵士は米陸軍の偵察兵トラビス・キング氏で、暴行容疑で収監され、韓国内の刑務所から釈放されたばかりでした。テキサス州フォート・ブリス陸軍基地に移送され軍事規律処分を受ける予定でしたが、送還途中、予定の航空便に搭乗せず、朝鮮と韓国の国境にある板門店共同警備区域の見学ツァーに参加し、ひそかに越境し、朝鮮に入国しました。(提供/CRI

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