中国の旅客機内でシートに挟まったモバイルバッテリーから煙が上がり、緊急着陸する騒動があった。中国メディアの極目新聞が伝えた。

報道によると、騒動があったのは13日、チベット自治区ラサから上海に向かう中国東方航空MU6958便。現場にいた人によると、乗客の一人がモバイルバッテリーをシートの隙間に落とし、その後、煙が出たため、同便は武漢天河国際空港に緊急着陸した。飛行機から降りる際には焦げたような臭いがしていたという。

乗客らには目的地までの別の便が手配された。天河国際空港の担当者は同便が「乗客の問題」によって同空港に着陸したことは認めたものの、原因の詳細については言及しなかった。一方、東方航空の関係者はその後、現地メディアに「乗客が持っていたモバイルバッテリーから煙が出た。乗務員が直ちに処理し、安全リスクを排除した」と説明した。（翻訳・編集/北田）

pic.twitter.com/NTxe4hs5ei

— 中国動画 (@RC00547555) August 15, 2023