胡同を散策し、白塔を鑑賞し、グルメを味わえる北京の人気観光エリア―中国

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2023年文化西城宮門口東西岔グルメフェスが開幕した。

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北京市西城区にある妙応寺白塔は10日夜、ライトアップの灯りで白く浮かび上がっていた。2023年文化西城宮門口東西岔グルメフェスが同日開幕し、国慶節(建国記念日、10月1日)連休後まで開催される計画だ。北京日報と中国青年報が伝えた。

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豊潤ながらスッキリとした飲み心地のクラフトビール、ネットで人気を集めるおいしそうなハンバーガー、さまざまな食材を使った中国の伝統的な軽食・煎餅(ジエンビン)など、ライトアップされた白塔の光のもと、数多くのグルメが訪れた人々の食欲を刺激していた。夏の夜、人々は千年の歴史を誇る寺院の傍らに立つ白塔の古風な魅力を楽しみ、グラスを傾けながら、昔ながらの胡同(伝統的な民家が建ち並ぶ細い路地)が作り上げた新しいスタイルを体験しつつ、百年の歴史を誇る北京の胡同が放つスタイリッシュな雰囲気と新たな活力を感じていた。

白塔寺街区で開幕した2023年文化西城宮門口東西岔グルメフェス

ここ数年、北京の白塔寺を訪れる若者の数が増え続けている。近くにあるカフェの2階席からコーヒーを飲みながら白塔を眺め、ゆったりとした午後を楽しむというのがこの場所ならではの過ごし方。こうした見晴らしの良い景観を楽しめるのも、ここ数年北京で裏通りや路地の整備が進められてきた成果にほかならない。

北京市西城区新街口街道(エリア)弁事処の張立(ジャン・リー)副主任は、「白塔寺周辺の宮門口東西岔胡同の保護とリニューアルは、首都機能核心エリア制御措置が実施されて以降、北京市西城区が初めて実施した歴史文化街区胡同リニューアルプロジェクトであり、歴史的景観を再現するだけではなく、歴史的遺産をより完全な形で目にすることができるように取り組んでいる」と説明した。

白塔を目にすることができる宮門口東西岔胡同

都市リニューアルを文化的要素と融合させ、新街口街道は文化クリエーティブグッズや没入型文化体験シリーズイベント「白塔夜話」も打ち出した。現在、白塔寺周辺はすでに文化的ランドマークの一つとなっている。

宮門口東西岔胡同

張副主任は、「私たちは白塔周辺を混雑した観光地や単なる商業エリアにしたいとは思っていない。住民の生活を守ることを最優先とし、この独特な文化的リソースを見せることで、若者を引きつけたいと思っている。そのため、今後もこのエリアのビジネスモデルを模索し続けることになるだろう」とした。(提供/人民網日本語版・編集/KM)

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