中国、緊急減災用に世界初の高軌道SAR衛星の打ち上げに成功

CRI online    2023年8月14日(月) 16時50分

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四川省西昌衛星発射センターで北京時間13日午前1時26分、緊急減災を目的に高軌道を周回する合成開口レーダー衛星を搭載した「長征3号乙」ロケットが打ち上げられました。

中国西部にある四川省西昌衛星発射センターで北京時間13日午前1時26分、緊急減災を目的に高軌道を周回する合成開口レーダー(SAR)衛星を搭載した「長征3号乙」ロケットが打ち上げられました。衛星は予定の軌道に投入され、打ち上げは成功しました。

同衛星は世界初の高軌道SAR衛星で、科学分野での利用を目的としています。同衛星はLバンド合成開口レーダーを搭載し、中程度の空間分解能力や迅速な再訪問観測能力、広範囲をカバーする観測能力を備えており、主に緊急管理、自然資源、生態環境、水利、気象、農業・農村、林業・草原、地震などの分野にデータを提供して支援します。

緊急減災高軌道SAR衛星の運用によって、中国東南沿海地域の再訪問周期を4時間以下、長江中・下流地域、西南地域の東部、北京・天津・河北省の北部、東北地方の南部などの再訪問周期を8時間以下に短縮され、洪水や冠水などの自然災害への対応能力が著しく高まるとともに、被災地域への広範囲かつ持続的な動的モニタリング能力が強化される見込みです。(提供/CRI

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