マレーシアを訪問中の王毅中国共産党中央政治局委員・外交部長は現地時間11日、ペナンでアンワル・イブラヒム首相と会談しました。

アンワル首相は3月に中国訪問を成功させたことを振り返り、「中国はマレーシアにとって信頼できる良き友人である。両国の友好関係は特別なもので、強い協力関係がある」と述べました。アンワル首相はさらに、「中国企業によるマレーシアへの投資拡大を歓迎する」と述べ、中国と諸分野にわたって協力を深め、互恵・ウィンウィンを実現させることに期待を寄せました。

王毅外交部長は中国指導者の心を込めたあいさつを伝えた上で、「アンワル首相は中国人民の古き友人である。両国指導者は強固な相互信頼と友情を樹立し、両国による運命共同体の構築という方向性を明確にした」と述べました。

王部長はさらに、「中国とマレーシアは共に新興国家であり、発展途上国でもある。発展の理念は近似しており、幅広い共通の利益を持っている。両国による質の高い『一帯一路』の共同建設は豊かな成果をあげており、両国による実務的な協力の前途は明るい。中国はマレーシアと共に、とびぬけて大規模なビジネスチャンスを共有し、協力の分野を切り開き、互恵・ウィンウィンと共同発展の実現に取り組んでいく」と述べました。（提供/CRI）