世界最大のアイスクラス多目的パルプ船、大連で命名・引き渡し

人民網日本語版    2023年8月12日(土) 21時0分

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中遠海運重工傘下の大連中遠海運重工が招銀金融租賃有限公司のために建造したシリーズの6万8000トン多目的パルプ船の2号船「Green Kotka」が8日、遼寧省大連市で命名・引き渡された。

中遠海運重工傘下の大連中遠海運重工が招銀金融租賃有限公司のために建造したシリーズの6万8000トン多目的パルプ船の2号船「Green Kotka」が8日、遼寧省大連市で命名・引き渡された。同シリーズ船は中国国内で現在まで建造され、引き渡された世界最大のアイスクラス多目的パルプ船だ。中国新聞網が伝えた。

同シリーズ船の1号船「GREEN KEMI」は今年7月に命名・引き渡された。初航行で中国新エネルギー車輸出専門チーム(蘇州港)イベントに参加した後、現在ブラジル行きの航路で航行している。今回引き渡された同シリーズ船2隻目の6万8000トン多目的パルプ船となる。同船は貨物を積載した後にビクトリア港に向かう予定。 同シリーズ船は極地航行機能を備えており、開けた水域の氷の厚さが80センチメートル未満の海面を航行できる。同船の甲板には4台のデッキクレーンが配備され、非常に長く重い大型設備を積載する需要を満たせる。パルプ、ばら荷、コンテナ以外にも、高速列車、風力発電設備、新エネルギー車、大型機械設備、超長・超重鋼管杭構造などを積載できる。 新エネルギー車の輸送の安全を保証するため、同シリーズ船には「一対一」温度検査・早期警戒システムが追加された。同時に船舶汚染に関する国際条約の最も厳しい要求を満たし、中国船級社(CCS)のグリーン船舶標準に達している。(提供/人民網日本語版・編集/YF)

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