年間1000万カップを売り上げる茅台アイス、お得意様はどんな人?―中国

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昨年夏、茅台アイスクリームが登場すると、中国国内のアイスクリーム市場でたちまちブームを巻き起こし、業界の「トップコンテンツ」になった。

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「人生で初めての茅台(マオタイ)は茅台酒(蒸留酒の一つ)とは限らず、茅台アイスクリームになる可能性がある」。 昨年夏、茅台アイスクリームが登場すると、中国国内のアイスクリーム市場でたちまちブームを巻き起こし、業界の「トップコンテンツ」になった。今年も勢いは続き、すでに1000万カップ近くを売り上げた。

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累計1000万カップを売り上げ、3日で2000万円売り上げる店舗も

茅台アイスクリーム貴陽旗艦店の責任者の張さんは、「うちの店はオープンからわずか3日で売上高が100万元(約2000万円)を突破した(オフラインのデータのみ)。盛況は4カ月間続き、ピーク時には1カ月の売上高が600万元(約1億2000万円)に迫った」と話した。

茅台アイスクリーム広州旗艦店の店長の陳さんは、「うちはオープンから1カ月で売上高が数百万元に達し、その後数カ月間も100万元を超えた」と話した。

茅台集団の丁雄軍(ディン・シオンジュン)董事長は5月29日に行われた茅台アイスクリーム発売1周年記念式典で、「茅台アイスクリームは現時点で累計1000万カップ近く販売されており、すでに茅台産業生態圏における代表的な先端製品になっている」と述べた。


茅台アイスクリームのお得意様はどんな人?

1年に1000万カップ売れる茅台アイスクリームだが、一番のお得意様はどんな人だろうか。

茅台アイスクリームのリピーターの多くは若い消費者だ。前出の陳さんは、「若い人は最初は目新しいものにチャレンジしようと思い、それから徐々に理解を深め、受け入れると同時に、情報をシェアし、周りの友達に勧めることになっている」と説明した。


中国の食品産業アナリストの朱丹蓬(ジュウ・ダンフォン)氏は、「茅台がアイスクリームを打ち出したことにはかなりの先見性がある。従来型企業がこれからブランドの若年化を実現するには、若者層に接近して若者のニーズに応えなければならない。ミルクティー、コーヒー、アイスクリームなどはどれも若者が活発に関わり合い、消費の頻度が高い品目だ。こうした品目は客単価が相対的に低いこともあり、従来型企業がより多くの消費者と接触しようとする時にハードルの低い選択肢になる」と述べた。

茅台アイスクリーム自身も製品ラインナップを絶えず充実させ、最近は中街集団とコラボして単価が30元(約600円)以下の新商品「小巧支」シリーズを発売し、茅台ブランドの若年化とファッション化を進める上での重要な着手点となった。茅台アイスクリームは今、さらに多くの若者を取り込みつつある。(提供/人民網日本語版・編集/KS)

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