夏のドライブ旅行市場、ここ5年で最も活況―中国

人民網日本語版    
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中国では今、ドライブ旅行が最も人気の旅行の選択肢の一つとなっている。

中国では今、ドライブ旅行が最も人気の旅行の選択肢の一つとなっている。旅行サイト・携程がこのほど発表した「2023年夏休み期間中のレンタカードライブ旅行報告」によると、同期間中、中国国内でレンタカーを利用するドライブ旅行の予約数が前年同期比で8割以上増、2019年同期と比べると352%増となっている。また、中国人旅行者が利用する海外のレンタカーの売上高は前年同期比164%増となっている。このように、ドライブ旅行市場は今年の夏、ここ5年で最も活況となっている。

今年の夏休み期間中のドライブ旅行には、若年化、パーソナライゼーション、テクノロジー化という特徴がある。レンタカーを利用してドライブ旅行する旅行者は、80後(1980年代生まれ)と90後(90年代生まれ)がメインで、00後(2000年以降生まれ)の割合が前年比10%増となっている。ドライブ旅行で人気の旅行先は各年齢層によって異なり、80後や70後(70年代生まれ)の間では成都が人気となっている。また、90後の間では、三亜のビーチリゾートを楽しむというのが人気となり、00後の間ではウルムチをドライブ旅行するのが人気となっている。

ドライブ旅行を楽しむ女性もどんどん増加している。今年の夏休み期間中、レンタカーを利用してドライブ旅行をしている旅行者の男女比は6対4で、女性のレンタカー利用数が前年同期比14.9%増となっている。

今年の夏休み期間中は、各地で厳しい暑さとなっているのを背景に、「エアコンの効いた車で移動し、そよ風の気持ちいい山間部に行く」というスタイルが流行している。ドライブ旅行で人気の避暑地は煙台、大連、承徳、シャングリラ、アルシャン、ニンティ、昆明、麗江、ハルビンとなっている。

旅行サイト・途牛旅游網の責任者は、「夏のオンシーズンが到来し、キャンプカーを利用したドライブ旅行が子供のいる家庭で特に人気だ。また、レンタルしたキャンピングカーを利用して、中国の西北エリアの『青海+甘粛』や『青海湖』をドライブ旅行するというのがとても人気となっている」と説明した。

海外でレンタカーを利用してドライブ旅行するというのも中国人観光客の間で人気となっている。その人気の旅行先は、バンコクやロサンゼルス、プーケット、ロンドン、ニューヨーク、メルボルン、ドバイなどだ。

旅行情報メディア・馬蜂窩を見ると、中国からカザフスタンやウズベキスタンに向かうドライブ旅行についての書き込みが最も人気となっている。その他、オーストラリアのグレートオーシャンロード、カリフォルニア州道1号線をドライブするコースも、中国人旅行者の注目度が高いドライブ旅行コースとなっている。(提供/人民網日本語版・編集/KN)

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