韓国の科学技術論文競争力、初めて日本を上回る=韓国ネット「未来の世代がもっと豊かに…」

Record Korea    2023年8月10日(木) 7時0分

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9日、韓国メディア・韓国経済は「韓国の科学技術論文の競争力が初めて日本を追い抜いた」と伝えた。資料写真。

2023年8月9日、韓国メディア・韓国経済は「韓国の科学技術論文の競争力が初めて日本を追い抜いた」と伝えた。

文部科学省傘下の科学技術・学術政策研究所の報告書によると、19~21年に韓国は上位1%に入る注目度の高い論文を年平均331件(シェア1.8%)発表し、世界11位を記録した。日本は319件(1.7%)で12位だった。10年前は日本が7位、韓国が13位だったという。

上位10%に入る注目度の高い論文でも、韓国が4100件(2.2%)で10位、日本は3767件(2.0%)で13位だった。10年前は日本が6位、韓国が13位だった。韓国が上位1%、上位10%の論文で日本を上回ったのは初めてのこと。日本はイランにも抜かれ論文競争力の順位が過去最低を記録したという。

論文の量的競争力を示す全体の論文数では日本が7万775件(3.8%)で5位、韓国は5万7070件(3.0%)で8位だった。日本と韓国の論文競争力を決定づけたのは、研究開発費と研究者数の差とみられている。

また、中国は量と質の両方で米国を上回り、2年連続1位を記録した。論文数は46万4077件(24.6%)で、30万2466件(16.1%)の米国に大きく差をつけた。上位10%の論文と上位1%の論文はそれぞれ28.9%と29.3%で、19.2%と22.6%の米国を上回ったという。

この記事を見た韓国のネットユーザーからは「久々に良いニュースを見た」「科学技術を熱心に磨いて未来の世代がもっと豊かになりますように」「頑張れ韓国。中国も追い抜こう」などの声が上がっている。

一方で「日本を追い抜いたというより、日本が後退した。韓国は停滞している。もっと頑張らないと」「でも韓国にはノーベル賞受賞者がいない。優秀な論文がない」「近いうちに韓国が中国の技術をコピーする日がやって来そうだ」などの声も見られた。(翻訳・編集/堂本

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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