2030年、国民の約半数が独身者に=政府は対策迫られる―日本

Record China    2014年7月30日(水) 14時18分

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29日、日本メディアの報道によると、2030年には日本の総人口の約半数が独身者になるという。写真は京都の神社。

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2014年7月29日、日本メディアの報道によると、2030年には日本の総人口の約半数が独身者になるという。中国・環球網が伝えた。

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「生涯未婚率」は50歳時点で一度も結婚をしていない人の割合を指す。2010年の調査では、当時50歳だった男性の約20%、女性の約11%が未婚だった。1985年の調査では男女とも約4%だったことから、25年間で未婚率が大幅に上昇したことが分かる。

国立社会保障・人口問題研究所の調べでは、2030年には生涯未婚率が男性30%、女性23%に増加すると予想している。日本の書籍「データでわかる2030年の日本」によると、2010年では総人口のうち既婚者は6497万人、未婚者は3020万人、死別・離別者が1552万人だった。これが2030年には、既婚者が5497万人、未婚者は3027万人、死別・離別者が1884万人になるという。未婚者と死別・離別者の合計は2010年の4572万人から4911万人に増加する。特に80歳以上では死別・離別(実際には死別者)が激増している。

2030年、日本の総人口は1億1662万人に減少し、そのうちの4911万人が未婚者と死別・離別者で占められ、その割合は42%にも達する。2030年まであと16年。独身者が今よりも増える未来に向けて、日本政府は相応の対策が必要だ。(翻訳・編集/本郷)

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