中国外交部、米国務省の仁愛礁に関する声明を受けコメント

CRI online    2023年8月8日(火) 13時50分

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中国外交部の報道官は米国務省の仁愛礁に関する声明を受けコメントしました。

米国国務省はこのほど、中国側が南沙諸島の仁愛礁付近の海域で、フィリピン側の座礁船に交代の兵員と補給物資を運んでいた船を、放水銃を使用するなどで妨害したことは「国際法違反」だと非難し、フィリピンの「合法的な海洋活動」を支持する声明を発表しました。同声明は、フィリピンの沿岸警備隊が武力攻撃されれば、米比相互防衛条約の適用対象になるとも主張しました。

中国外交部の報道官は記者からの質問に対して、「仁愛礁は一貫して中国の南沙諸島の一部だ。フィリピンが1999年に軍艦1隻を仁愛礁に不法に座礁させ、仁愛礁の“現状”を改変しようと企んだことに対して、中国側は直ちに厳重に抗議した。フィリピンは8月5日、中国側の再三の制止と警告を無視して、船舶2隻を仁愛礁付近の海域に無断で侵入させた。この行為は中国の主権を侵害しており、『南海における関係各国の行動宣言』に違反する。中国の海警船は法に基づいて阻止した」と説明しました。

報道官はまた、「米国務省は中国の正当で合法的な海上での権利保護と公務執行活動を非難し、フィリピン側の不法な挑発行為を支持している。中国はこれに、断固として反対する」と説明した上で、「南海仲裁裁判のいわゆる裁決は『国連海洋公約』を含む国際法に違反しており、違法かつ無効だ。南海における中国側の領土主権と海洋権益をしっかりと尊重するよう米側に促す」と強調しました。(提供/CRI

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