日露の領土争い、中国が最終的な勝者に?―独メディア

Record China    2023年8月8日(火) 9時0分

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6日、独国際放送局ドイチェ・ヴェレの中国語版サイトは、日本とロシアの間に存在する北方領土問題で最終的に勝利するのは中国かもしれないとする記事を掲載した。

2023年8月6日、独国際放送局ドイチェ・ヴェレの中国語版サイトは、日本とロシアの間に存在する北方領土問題で最終的に勝利するのは中国かもしれないとする記事を掲載した。

記事は、ウクライナとの戦争が膠着状態に陥り、ロシアは西の国境にますます多くの軍事、経済資源を送らざるを得なくなっている中、日本では一部の保守派が「北方領土の支配権を取り戻す絶好の機会になる」との認識を暗に示していると紹介。現在の日本は領土問題を武力で解決するつもりはないものの、ロシアでプーチン政権が弱体化しつつある今、外交的・経済的インセンティブによってロシアとの領土問題を解決に導くことがいつか可能になるだろうと期待する人はまだ多いとした。

その上で、ロシアがウクライナとの戦争に忙しくしている間、ロシアの同盟国である中国が千島列島の利権をめぐる「ゲーム」を独自に展開しているかもしれないと指摘。現在のロシア極東地域の大部分は、19世紀半ばまで中国の満州の一部であり、中国は同地域に豊富にあるエネルギーと原材料に大きな関心を持っている可能性があり、日本のアナリストからは、中国政府がウラジオストクやサハリンを含むロシア極東の多くの都市をかつての中国名で呼ぶようになっているとの指摘も出ているとした。そして、中国がサハリンに攻勢をかければ、700万人のロシア系住民は無防備になると伝えている。

記事は、国際関係論が専門であるヤコフ・ジンベルグ国士舘大学教授が「日本は北方領土奪還の野望を抱いているものの、中国がロシア極東の安全確保に介入する現実的な可能性が高い」とし、仮にロシアが千島列島をめぐって日本と交渉する意思があったとしても、中国が速やかに介入して「緊密な協力」を利用して自国に有利な解決策を促すだろうとの認識を示したと紹介した。

また、ジンベルグ氏が「ロシアが崩壊する可能性は限りなく低い。 ロシアは経済的に弱体化するかもしれないが、日本に領土を割譲することを検討しなければならないほど悪化するとは思わない」とも語ったとしている。(翻訳・編集/川尻

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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