北京・天津・河北で洪水防止と被害軽減作業が続く、中央政府も支援

CRI online    2023年8月7日(月) 6時30分

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中国華北地区の北京、天津、河北では毎年の7月下旬から8月上旬までが主たる増水期です。

中国華北地区の北京、天津、河北では毎年の7月下旬から8月上旬までが主たる増水期です。今年はすでに後半期に入り、洪水防止と被害軽減の作業が急ピッチで進められています。

華北地区では先週土曜日(7月29日)の夜に雨が降り始めました。北京市では連続降雨時間が3昼夜を超える81時間に達しました。北京市内では観測ステーション2カ所で700ミリの累計降水量が観測されました。この3日間に降った雨は通常の年間降水量よりも多く、北京市全域での降雨総量は、140年にわたる観測史上最多の42億8300万立方メートルに達しました。北京市の状況は華北地区全体のごく一部の縮図であり、河北省涿州市ではより深刻な被害が発生しました。天津市も水害の影響が続いています。

中国政府・応急管理部から得た情報によれば、財政部と応急管理部は6日、北京市・天津市・河北省および東北地方の黒竜江省や吉林省など深刻な豪雨・洪水・冠水災害が発生した7省(直轄市)に対して、改めて3億5000万元(約70億円)の中央自然災害救援資金を緊急拠出して洪水防止や救援活動を支援します。各地方政府は中央政府からの拠出金を危険の排除、緊急救援、被災者救助に計画的かつ統一的に使用して、被災者の捜索・移転・配置を重点的に行い、二次災害の危険性排除や施設の緊急整備、倒損民家の修復などを行います。中央財政は上記地域に対して、拠出済みの1億7000万元(提供/CRI

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