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中国の今年上半期の国内旅行者数は前年同期比63.9%増の延べ23億8400万人、国内観光収入は同95.9%増の2兆3000億元に達した。写真は上海。
中国の今年上半期(1-6月)の国内旅行者数は前年同期比63.9%増の延べ23億8400万人、国内観光収入は同95.9%増の2兆3000億元(約46兆円)に達した。今年の国内旅行者は延べ55億人、国内観光収入は5兆元(約100兆円)以上に達すると予想されている。中国観光研究院がこのほど発表した「2023年上半期観光経済運営分析・下半期動向予測」によると、今年上半期、中国の観光経済は「需要と供給の両方が好調で回復が加速」という全面的回復段階に入った。
中国観光研究院データ分析所の張楊(ジャン・ヤン)副研究員は、「上半期、観光経済運営の総合指数は110~120の間で、第1四半期(1-3月)と第2四半期(4-6月)の平均値は114だった。中国の国内観光市場が非常に好調となったのを背景に、中国の観光経済はすでに回復の新たな段階へと入った」との見方を示した。
注目されるのは、夏休み期間に入った現在も、上半期の観光市場の好調な流れが続いている点だ。避暑を目的とした旅行や親子旅行などが、消費者の間で特に人気となっている。
中国観光研究院(文化・観光部データセンター)は、今年の夏はここ5年で最も活況な夏となると予想している。例えば、6~8月の3カ月の国内観光者数は延べ18億5400万人に達し、年間の国内旅行者数の28.11%を占めると予想されている。また、国内観光収入は1兆2000億元(約24兆円)で、今年通年の27.46%を占めると予想されている。
避暑のほか、夏休み期間中は親子旅行もオンシーズンとなる。旅行サイト「Qunar.Com」の統計によると、6月23日以降、夏休み期間中(7月1日~8月31日)の飛行機チケットの予約件数が急増した。年齢層を見ると、18歳以下と34~43歳の割合が最高で、その2つの年齢層で全体の5割以上を占めた。うち、児童の割合は10%となっている。「Qunar.Com」のプラットフォームでは、新たな旅行者のうち児童が目に見えて増えており、「子連れ旅行」が消費の成長を牽引する新たな原動力となっている。(提供/人民網日本語版)
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