韓国で開催中のボーイスカウト世界大会で参加者らにカビの生えた卵、売店の”ぼったくり”にも不満の声

Record Korea    2023年8月3日(木) 12時0分

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3日、韓国メディアによると、全羅北道のセマングムで1日から開催されているボーイスカウト・ガールスカウト国際交流イベントで、参加者らにカビの生えた卵が支給され、物議を醸している。資料写真。

2023年8月3日、韓国・ファイナンシャルニュースによると、韓国南西部・全羅北道のセマングムで1日から開催されているボーイスカウト・ガールスカウトの世界大会「世界スカウトジャンボリー」で、参加者らにカビの生えた卵が支給されていたことが分かり、物議を醸している。

記事によると、組織委員会は2日、参加者の隊員らに1人当たり2個の卵を支給した。しかし、約40人の隊員が受け取った約80個の卵のうち6個にカビが生えていたという。

ある隊員は「最初は卵の殻に白い異物が付いているのを発見した。ねばねばしていたので拭いて、殻をむいてみたら中にも黒いカビが生えていた」とし「さらに食材は予定時刻に支給されず、午前のスケジュールに支障が出た」と不満を漏らした。

また別の隊員は「ジャンボリー内にある売店に行ってきた隊員から不満の声が上がっている。200メートルの行列に並んでトイレットペーパーを2個買ったら、会計が4000ウォン(約442円)だったそうだ。参加者から暴利を得ているようだ」と話し、「多くの人が参加するイベントのためある程度の環境の悪さは理解できるが、世界のスカウト隊員を集めておきながらたった2日でこうした事態が発生するのは問題がある。国際的なイベントである以上、細やかな部分までしっかりと管理監督する必要がある」と指摘したという。

なお組織委員会によると、韓国では猛暑が続いており、イベント開幕初日だけで400人以上の熱中症患者が発生した。

この記事を見た韓国のネットユーザーからは「この猛暑の中でテント泊なんておかしい。日程を変更するべきだった」「3月か10月に開催しないと。この炎天下で食中毒患者や熱中症患者が続出するのは当然。上の人たちは一体何を考えているのか」「古い卵の在庫を一掃しようとしたようだ。問題にならないとでも思った?」「外国人を相手にぼったくろうだなんて呆れる」「何年も前から準備してこれ?」「恥ずかしい。国の恥さらし」「これ以上国の格を下げないで、早急に改善してほしい」などの声が上がっている。(翻訳・編集/堂本

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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